2014年1月3日金曜日

  ことばのアングルから、共生社会へ 研究会行動指針(案)

      ことば のアングルから、共生社会へ  研究会 行動指針(案)
 
人は、ことばによって思考し、ことばによって行動を統制し、ことばによって人と関わり、ことばによって世界を造り、ことばによって世界を変革する。

 

 ことばというアングルから共生社会の創造、発展に寄与する目的を持って 本事業を展開してゆきたい。

 

 今日の社会は、ことばによるコミュニケーションの力が特に要請され、その優劣によって、集団生活(学校、社会)における適応や能力が保障される仕組みが作られている。

 

この際、コミュニケーションのツールとなる話しことばは、その形が重要視され、その内容とともに、形、すなわち、リズム、パタン、プロソデイ といった流暢な話し方が良しとされる。面接や、プレゼン、最近では、小学校の国語以外の教科においても、ことばでのコミュニケーション力を育てることが 重要課題とされるようになった。

 

 こうした社会、学校環境の中で、最も不利となる存在が吃音者や、軽度発達障害者たち、いわゆる 見えにくい障害者たちである。

 

 彼らの多くは、能力的に優秀な者が多く、繊細かつ真面目な資質を持っている。しかし、そのことがかえって 傷つきやすく、生きづらさを抱え込むことにもなっている。

 

 就業差別、社会的偏見などにより、その能力を、社会は無題にしているのではないか。

 

 あらゆるマイノリテイーとの共生こそ、高い文化を保持した人間的で、健全な社会である、と言いうる。

 

 本法人は、あらゆるマイノリテイーとの共生社会の実現に向けて、ことば というアングルから、社会に働きかけてゆくmのである。

 できるだけ、広い障害問題に限定されない多様な方々とともに、「ことばからの共生社会の実現」に向けて、事業を展開してゆきたい と思う。